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Konki, J.*; Khuyagbaatar, J.*; Uusitalo, J.*; Greenlees, P. T.*; Auranen, K.*; Badran, H.*; Block, M.*; Briselet, R.*; Cox, D. M.*; Dasgupta, M.*; et al.
Physics Letters B, 764, p.265 - 270, 2017/01
被引用回数:18 パーセンタイル:79.42(Astronomy & Astrophysics)The new neutron-deficient nuclei Es and Bk were synthesised at the gas-filled recoil separator RITU. They were identified by their radioactive decay chains starting from Es produced in the fusion-evaporation reaction Bi(S,3n)Es. Half-lives of 6(2)s and 22s were obtained for Es and Bk, respectively. Two groups of particles with energies =8.19(3) MeV and 8.09(3) MeV were unambiguously assigned to Es. Electron-capture delayed fission branches with probabilities of 0.16(6) and 0.04(2) were measured for Es and Bk, respectively. These new data show a continuation of the exponential increase of ECDF probabilities in more neutron-deficient isotopes.
鈴木 慎悟*; 白井 稔三; 島倉 紀之*
Physica Scripta, T92, p.438 - 440, 2001/07
リチウムイオンと、ベリリウムから酸素までのイオンとの低エネルギー衝突における電荷移行断面積を、分子基底に基づいた緊密結合法によって求めた。LiイオンとC,Oイオンとの衝突における断面積は、入射イオンの電荷が同じであるため、高エネルギー側では同じ傾向を示したが、低エネルギー側では内殻電子の影響が現れた。また、LiイオンとBeイオンの衝突においては、ある励起チャンネルと電荷移行チャンネルに対するエネルギー準位が低く、断面積がほぼ同じになることがわかった。
Gulys, L.*; Fainstein, P. D.*; 白井 稔三
Journal of Physics B; Atomic, Molecular and Optical Physics, 34(8), p.1473 - 1483, 2001/04
被引用回数:5 パーセンタイル:31.39(Optics)高エネルギーイオン衝撃による原子の1電子電離における多重散乱事象の効果を歪形波ボルン近似(DWB)におけるイオンの散乱角、放出電子エネルギーと放出角に関する3重微分断面積を解析することにより評価した。その結果、2重散乱項は特定の散乱角で3重微分断面積にピーク構造をもたらすとともに広い放出電子エネルギーと放出角に対して主要な寄与をしていること、また低エネルギー電子放出の場合高次項の効果は無視できなくなり、量子力学的な双極子散乱効果が現れることがわかった。入射イオンとほぼ等速の電子放出に対して束縛状態への電子捕獲機構との対応を調べた。その結果、電離に対するDWB近似は電子捕獲に対するOppenheimer-Brinkman-Kramers近似に対応することがわかった。
島倉 紀之*; 鈴木 偉之; 櫻井 義信*; 鈴木 慎悟*; 季村 峯生*; 白井 稔三
Physica Scripta, T92, p.410 - 414, 2001/00
B(q=1~5)イオンをヘリウム原子に衝突させたときに起こる電荷移行断面積、及び励起断面積の計算を、緊密結合法によって行った。衝突エネルギー領域は1eV/amu~20keV/amuである。これらの系の中でBイオン衝突に対しては、多くの研究がなされてきており、これらすべてに対して全断面積は本計算とよく一致していた。またほかの系については研究例があまり多くないが、全断面積が一致しているものが多い。Bイオン衝突に対しては、従来の計算には取り込まれていないBイオンの励起準位を考慮しており、ほかの計算値よりも断面積が大きくなった。
鈴木 慎悟; Gulys, L.; 島倉 紀之*; Fainstein, P. D.*; 白井 稔三
Journal of Physics B; Atomic, Molecular and Optical Physics, 33(17), p.3307 - 3318, 2000/00
被引用回数:8 パーセンタイル:41.79(Optics)ベリリウムイオンとヘリウム原子の衝突における、電子捕獲反応断面積を理論的に求めた。35keV/amu以下のエネルギー領域においては、BeとBeの系に対して、分子基底展開法に基づいた緊密結合法を用い、100keV/amu以上の高エネルギー領域においては、CDW法に基づく計算を行った。本研究で得られた断面積は、これまでおもに中間エネルギー領域で行われてきた原子基底展開法に基づく計算値などとよく一致することがわかった。
鈴木 慎悟*; 島倉 紀之*; 白井 稔三; 季村 峯生*
Journal of Physics B; Atomic, Molecular and Optical Physics, 31(8), p.1741 - 1752, 1998/00
被引用回数:7 パーセンタイル:41.32(Optics)多価イオンを中性原子に衝突させると、中性原子の電子が多価イオンに捕獲される。このような反応は、核融合プラズマ内で起きているために重要である。本研究では、多価イオンとしてBeを、中性原子としてHeを選び、10keV/amu以下の低エネルギー衝突に対する電子捕獲反応を、分子基底に基づいた緊密結合法により計算を行った。得られた電子捕獲断面積は、orbitigによる低エネルギー衝突での断面積の増加や、準分子形成に共鳴構造などの興味深い現象がみられた。
河裾 厚男; 岡田 漱平
Japanese Journal of Applied Physics, Part 1, 36(2), p.605 - 611, 1997/00
被引用回数:5 パーセンタイル:32.64(Physics, Applied)電子線照射によってp型シリコン中に生成する電気的に中性な複空孔に起因する陽電子捕獲の温度効果を5.5Kから210Kの範囲で決定した。従来、複空孔の荷重状態が中性である場合、陽電子捕獲率は温度依存性を持たないと考えられていた。本研究では、複空孔の荷重状態を電子スピン共鳴の吸収、赤外吸収及びホール効果測定によって多重に確認した。実験の結果、複空孔の荷重状態が中性のときでも、陽電子捕獲率が極めて強い温度依存性を持つことが判明した。即ち、温度低下により捕獲率は増大し、30K付近にピークを示し、再び15K以下で増加することが見い出された。この振舞いは、従来提唱されていた陽電子捕獲の理論モデルからは、説明されない。我々は、それが共鳴現象に対するBreite-Wignerの一準位公式によりよく再現されることを見い出した。これより、中性の複空孔は、陽電子に対して共鳴準位を持つと考えられる。
中井 洋太*; 左高 正雄
Journal of Physics B; Atomic, Molecular and Optical Physics, 24, p.L89 - L91, 1991/00
被引用回数:9 パーセンタイル:69.1(Optics)C原子のHeとの衝突による一電子捕獲及び一電子、二電子損失断面積を0.3~1.5MeVのエネルギー範囲で測定した。一電子捕獲及び損失断面積は低エネルギー側のFogelらのデータとなめらかにつながっている。
中井 洋太; 白井 稔三; 多幡 達夫*; 伊藤 琳典*
Phys. Scr., T28, p.77 - 80, 1989/00
被引用回数:17 パーセンタイル:73.81(Physics, Multidisciplinary)多価イオンとH、H及びHeの衝突による一電子捕獲断面積の実験データ1316点をもとにして、解析的な経験式を作成した。この経験式は多価イオンの電荷数4以上の場合についてエネルギー領域1~10 eV/amuにわたって適用できる。この経験式によると断面積は、低エネルギー領域で電荷数qに対してq、高エネルギー領域で、qであることがわかった。
川面 澄; 大塚 昭夫*; 左高 正雄; 小牧 研一郎*; 楢本 洋; 小沢 国夫; 中井 洋太; 藤本 文範*
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 262, p.33 - 36, 1987/00
被引用回数:3 パーセンタイル:51.92(Instruments & Instrumentation)原研タンデム加速器を用いて重イオン衝突による放射性電子捕獲(REC)について系統的に実験を行なっている。入射イオンとしては2.0~5.5MeV/amuのF,Si,S及びClイオンを用いた。ターゲットとしてはHeガスを用いた。 REC X線のピークエネルギーは計算値とほぼ一致している。 X線スペクトルの巾については計算値より低い結果となったが、まだ実験精度も十分でないので今後更に研究を進める必要がある。
阪井 英次; 堀内 博道*; 薗村 肇*; 宮内 武*
Mater.Res.Soc.Symp.Proc., 16, p.233 - 236, 1983/00
0.5mm4mm4mmの比抵抗10オームcmの結晶を研磨し、130g/cmの金を両面に蒸着して検出器を作った。この検出器は印加電圧80V以上で雑盲の増大を示した。5.5MeV粒子を入射した電極に負の電圧を印加した場合には出力パルスが観測されたが、正の電圧を印加した場合にはパルスが観測されなかった。電子は収集できるが、正孔は収集できないことを示している。入射電極に-50Vを印加した場合(1600V/cm)、立ち上がり時間20s,パルス波高はシリコンの検出器の約1/10のパルスを示し、電子が捕獲されていることを意味している。
杉浦 俊男*
JAERI-M 82-116, 63 Pages, 1982/09
この総論は1982年1月の報告(JAERI-M・9902)の第2報である。この報告はH及びDイオンの生成とその中性化断面積のデータのサーベイである。ここではChenらが報告している6弗化硫黄の解離共鳴電子捕獲におけるレーザー光照射による光増感の新しい知見にもとずき、放電中のDイオン増加方法への適用につき概説した。中性化については、相互中性化と光電子脱離についてまとめた。
P.Richard*; P.L.Pepmiller*; 川面 澄
Phys.Rev.,A, 25(4), p.1937 - 1942, 1982/00
6MVタンデム加速器を用いて15~40MeVのFイオンとNeガス標的の衝突により発生するF-KX線をわん曲型結晶分光器で測定すると共に10~40MeVの領域ではプロポーショナル・カウンターを用いてF-KX線発生断面積を求めた。電子励起による2p1s遷移や電子捕獲による1s2p(P)、1s2p(P)、1s3p及び1s4p1s遷移によるX線スペクトルも観測することができた。10~40MeVにおいて電子捕獲によるX線発生断面積は40分の1に減少する一方、電子励起によるX線発生断面積に約3倍増加することがわかった。
杉浦 俊男
応用物理, 49(1), p.52 - 60, 1980/00
気相における自由負イオンの生成と、それに関連した性質についての解説を行った。負イオンの重要な性質としての電子親和力につき説明し、その決定方法のうち、特に最近開発された方法であるレーザーによる光電子脱離法及びセシウム原子による電荷交換法につきやや詳細に説明した。負イオン生成過程は三つの主な過程、即ち電子捕獲,イオン対生成,電荷交換に分類し、その各々につき概説した。さらに解離共鳴電子捕獲過程で生成する負イオンの生成断面積の温度依存性につき説明した。最後に、負イオンに関連して近い将来要求されると思われる問題として、磁場閉じ込め形核融合装置における、負イオンを基礎とした中性粒子入射過熱につき、電流密度の高い重水素負イオンの生成手段についての説明にも触れた。
中井 洋太; 小沢 国夫; 加瀬 昌之*; 柴田 猛順; 小林 千明; 高垣 虎雄; 白井 稔三; 菊池 昭*
核融合研究, 39(4), p.241 - 245, 1978/00
Ne,NeとHe,Neの荷電移動すなわち電子捕獲断面積,および電子損失断面積,の測定を行った。これらの断面積の測定精度は、おおよその推算として20%以内である。これらの断面積のうち電子捕獲断面積,qについて、qによるスケーリングを試みたところ、k=1.4~1.5でなめらかにスケーリングされることがわかった。